脱力系ぷかぷかドイツ日記

脱力系ぷかぷかドイツ雑記帳

ヘッセン州の田舎町でデジカメの開発してます

『Marvel's Spider-Man 2』クリアしたので感想書きます

クリアしたと言ってもメインストーリーのみですが、、

 

知らない人向けにYouTubeから動画を拝借↓ (ギンさん、借ります!)
こんな感じのゲームです

www.youtube.com

 

では感想、まずは良い点。

・なんといっても美し過ぎるグラフィック。これだけでもプレイする価値がある。ソフトとPS5との合わせこみがうまくいってるのでしょう。序盤の学校に忍び込むシーンで、もう心をわしづかみにされました。

 

・戦闘が爽快!攻撃を繰り出すたびに快感を感じる。コントローラーの振動も没入感を生み出してくれて、良いですね。最初は「死にゲーなのか?」ってくらいザコ敵にも殺されまくってましたが、慣れてくると手がコマンドを覚えて瞬時に反応するようになりました。決して難しいゲームではないです。

 

次に悪い点。

・僕は前作もプレイしてないし、映画も観たことないのでストーリーが所々意味分かりませんでした。マルコ?誰だよそれ?って感じ(笑) いやまあ、ヒーローものなんで、ストーリーなんてあってないようなものだから別に細かいところ分からなくても問題はないんだけど、、(笑)

ただ、インソムニアック・ゲームズさん、前作のあらすじを説明するショートムービー位は用意してくれてもいいんじゃないの!?

 

・あとね、これもアメリカのゲームあるあるな気がするんだけど、戦闘の時とかプレイヤーが操作に集中しているときに、キャラクターがべらべら喋りまくるの止めてくれんかなぁ(笑) 世の中の大人がゲームをする時って、仕事から帰ってきて疲れていて、しかも酒を飲みながらプレイしている場合が多いんだよ。たまには泥酔していることもあるんだよ。 そんな状態でしかも操作で手に汗握っているときに、そんなに喋られてもついていけねーよ(笑) どうでもいいことばっかしゃべってるならまだ良いけど、たまにストーリーに関係ある情報もあって、あれはマジで困るからやめてほしい

スペイン一人旅なら、カウンターでタパス!

2024年3月19日~3月22日 スペイン バルセロナ旅行の記録

 

旅行中毎晩スペインバルに通っていたのですがこれがかなり良かったので、写真で雰囲気をお伝えできればと思います。

スペインバルと言えばタパス、つまり小皿料理。これが一人旅にすごくありがたいんです。なぜなら美味いものを少しずつたくさんの種類食べられるからです。

 

一人でカウンターに座って、酒を飲みながら料理を少しずつつまんでいく。これが楽しい。メニューから料理を頼んでも良いですが、カウンター席の前のショーケースの中に気になるものがあれば、店員が盛り付けて出してくれます。

 

そしてさすがは美食の国スペイン、適当にその辺の店に入っても漏れ無く超美味い。ここはハズレだなと思ったことは一度もありませんでした。

 

これからスペインに行かれる方は、ちゃんとしたレストランに行くのも良いですが、是非スペインバルに入ってタパスを頼んでみてください。※GoogleMapで「Tapas bar」と検索すればたくさん店がヒットするはずです

 

タコ

 

 

ミニハンバーガー(笑)

 

ロブスターライス

 

カウンターに座ったら目の前にロブスターが飾ってあったのでノリで頼んでみたら30ユーロもしてビビった(笑) 頼む前に一応値段は確認しましょう!

 

アンチョビ

 

バルセロナうろついてきた

2024年3月19日~3月22日 スペイン バルセロナ旅行の記録

 

突然思い立ってバルセロナ一人旅敢行してきました!

旅行を思い付いてから3週間後に出発、というなかなかの突発ぶりでしたが(笑)、かなり楽しめたと思います。

フランクフルトからルフトハンザの直行便でバルセロナまで約2時間で着きました。

 

以下全体的な感想↓

・物価がやたら高い。特にホテルと観光スポットの入場料。僕が泊まったホテルは朝食付で1泊120€。観光スポットにアクセスが良いところで選ぶと、おおよそこれが最安値でした。(早めに予約すればもっと安いところを見つけられるのかもしれませんが)

・今回ガウディ建築を中心に観て回ったのですが、どこもかしこも激混み。混むだろうなとは思っていたので、イースター休暇とタイミングを1週間ずらしたのに、それでもめっちゃ混んでました。ガウディの有名スポットは公式サイトから事前予約必須です!

・地中海性気候で空気はからっと乾燥していて過ごしやすかったです。3月に行ったのは良いタイミングだったかも。夏に行くと暑すぎるらしいので。

・飯が美味い!最高!適当にその辺の店に入っても全然美味い!(詳しくは別記事で書きます)

・駅で売っている10回乗車券が移動に便利だったのでおすすめです。地下鉄やバスに共通で使えます。

 

目次

 

サグラダ・ファミリア

きた~!でかい!サグラダ・ファミリア駅から徒歩一分!駅チカで便利(笑)

ちなみにまだ建設途中ですが2026年に完成予定とのこと。

 

ガウディはサグラダ・ファミリア建設に後半生の全てを懸けた。建設は寄付金が頼りだったため周りに寄付を募りすぎて、人が離れていったらしいが(笑) 自身の財産も建設費にあてて、熱心なカトリック教徒として質素な生活をし、そして最後は、、、電車にはねられて死んだ。病院に運ばれるとき、あまりにみすぼらしい身なりにその老人がガウディと気づくものはいなかったという。。。

 

孤独で内向的だったガウディのそんな狂気に近い想いがサグラダ・ファミリアには込められているわけです。そう考えると、ゾッとする。。。

 

このカラフルさよ、、今までに観てきた大聖堂と全く違った

 

左側に小さく写ってますが、建物内にはエレベーターがあったりします

 

エレベーターで上まで登ることができます

 

ちなみに夕飯の後ほろ酔いで、ライトアップされた夜の大聖堂を観に行くのが趣味の僕です(笑) 夜だと人が少ないのがいいんですよね~、がっつり三脚を立てて写真を撮っても迷惑にならないし↑

 

カサ・ミラ

ガウディ設計の集合住宅。テーマは「山」。

ガウディは子供のころ病弱で他の子供達と一緒に遊べなかった代わりに、自然に対する観察力を育んだらしい。きっと普通の人と世界が違って見えていたんでしょう。。

 

屋根裏部屋には資料が展示されてます

 

この建物は直線を排除し曲線のみによって構成されているのが特徴。屋上に出たときは周りの観光客も「おお~」と声を上げていました。

 

カサ・バトリョ

こちらもガウディが増改築を手がけた集合住宅。テーマは「海」。ちなみに入場チケットは35€もしました。。。にもかかわらず、入口前に行列ができるほどの人気っぷり。

 

カサ・ミラとカサ・バトリョは両方とも日本語オーディオガイドが借りられます。建物内部を歩きながら、ガウディの設計意図について詳しく説明を聞くことができます。

 

グエル公園

グエル公園もガウディ建築群のひとつ

お菓子の家

 

とにかく人が多い!

 

 

ピカソ美術館

ピカソの主に若い頃の作品が展示されています。ここも日本語オーディオガイドがあります。

ピカソは人生のほとんどをフランスで過ごしましたが、若い頃だけはスペインに住んでいたんですってね

 

これを見た瞬間、「あ、セザンヌだ!」と思いましたね。ただタッチはピカソ流にアレンジされている。

ピカソは常に巨匠の作品に学びながら、自身のスタイルを模索するタイプの画家だった(とオーディオガイドが何度も強調していました)

 

社会の底辺に生きる人々に焦点を当てた作品群「青の時代」。親友の自殺にショックを受けたのがこの作品群を描くきっかけだったらしい。

 

ピカソのスタイルがどんどん変わって行くのが面白かったです

 

素人からみるとおんなじような絵を何枚も何枚も描いてるんだよね。。狂ってる。。(笑)

 

バルセロネータ

海が近かったので散歩してきました

いい旅だった。次はどこに行こうかな~ 全然関係ないけど昔、『あの夏、いちばん静かな海』っていう映画があったよな~ あれ良い映画だったよな~

 

おまけ

ランブラス通りの路上アーティストに記念に似顔絵を描いてもらいました(笑) 描いてもらっているときの周りからの視線が恥ずかしかった(笑)

映画)BLUE GIANT_監督 立川譲_2023

 

BLUE GIANT

BLUE GIANT

  • 山田裕貴
Amazon

 

観た!いろんな人が絶賛している通りで素晴らしかった!

 

原作の漫画、面白いんでしょうね。読んだことないけど。映画は日本が舞台でしたが、原作は海外編もあるようなのでそっちも気になります。

 

『BLUE GIANT』を読んでジャズを始めた人って結構いるのではなかろうか。ジャズを聴いてみたい、始めてみたいと思わせる何かがあります。

 

映画のあらすじは、、

来る日も来る日もサックスを練習してきた高校生が卒業を機に上京し、東京で出会った仲間とバンドを結成し日本の頂点のジャズクラブ出演を目指し奮闘するという話。

登場人物達の熱さにグッとくるシーンが何度もありましたね。

 

あと、特筆すべきは映画全体の音楽を上原ひろみが担当している点。ライブシーンのピアノも彼女自身が弾いてるらしいです。特にソロのシーンがめちゃめちゃカッコよかった!

 

ちなみに「So Blue」というジャズクラブが出てきますが、あれって青山のブルーノートのことですよね。ジャズミュージシャンにとって、あそこに立つことってものすごいことなんですねえ。この映画で初めて知りました。今度東京に行った時、チケット取って入ってみようかなとか考えてます。

どうやらドイツ人も仮病を使うらしい(駄)

とある中国ベンダーと長い間協議してきた半導体プロジェクトが今ようやくテープアウトを迎えようとしています。ここまで来るのに構想段階も含めると約2年かかりました。そしてこれから試作が始まり、量産に入るまでまた数年かかるわけです。カスタム半導体の開発というのはとても時間がかかるんです。

 

今社内はテープアウトを迎えるに当たっててんやわんやです。仕様・設計にミスはないか?試作を始める準備は整っているか?予算の管理はどうなっている?わーわーわーわー....

 

そんな中プロジェクトマネージャーが出社してこなくなりました。病欠ということらしく、今週で3週間続けて休んでいることになります。そして来週も出社してくるかどうかわかりません。

 

「3週間も休む病気って一体何なんだ?」と思いましたが、どうやら誰も詳しいことは知らないようです。

※ドイツでは病欠時、会社に病名を知らせる義務はありません

 

そのようなわけでここのところプロジェクトマネージャー不在のミーティングが続いています。テープアウト直前の大事な時期なので皆かなり困っています。

 

「アイツは来週には戻ってくるよな?」と誰かが言いました。

代理のマネージャーは「わからない。病状は誰も知らない」と力なく答えます。

 

すると横から別の社員がこう言ったのです。

「テープアウトが終わったら、病気は治るさ」

 

皆笑いました。もう堪えられないという風に。皆、喉元まで出かかって言わなかったんだろうな(笑)

 

テープアウトの時期、一番大変なのはやっぱりプロジェクトマネージャーです。試作フェーズに移行するために、トップマネージャーに承認を受けないといけませんから。

 

プロジェクトマネージャーがプロジェクトの状況をまとめてトップマネージャーにインプットするのですが、その際厳しい指摘を受けることも当然あります。特に今回のような問題の多いプロジェクトだとなおさら。トップマネージャーというのは理想を語りますからね。プロジェクトマネージャーは現場とトップの板挟みの中でもがき苦しむのです。(中間管理職あるあるですね)

 

いや別にプロジェクトマネージャーが仮病を使っているかどうか本当の所は分かりませんよ?(笑)

本当に病気だったら超失礼な話ですね(笑)

 

でもこの前のミーティングの雰囲気だと、ドイツ人も仮病を使う人は使ってるんだろうなあとは思いました。少なくとも仮病という概念はあるみたい。

ドイツ人って結構そういうとこ真面目なイメージだったけど。

周りが仮病使ってるんだったら俺も使わんといかんよなぁ。。(笑)

 

※ちなみにドイツでは3日以上病欠する時は、就労不能証明書を医者に発行してもらい、会社に提出しないといけません。

でもどうやらこの証明書、医者によっては超簡単に出してくれるらしいんです。

こういう優しいお医者さんをいかに見つけるかがポイントな気がしてます(笑)

 

参考) 風邪で休んでも有給休暇は減りません!ドイツの会社の病欠事情 | ドイツ大使館 − Young Germany Japan

 

画質チームに異動になってから半年経過

実は去年の夏頃、会社で部署異動したんですよね。もともとは画像処理チームにいたんですが、画質チームへ異動になりました。

別に異動を希望していたわけではなく、画質チームの人が足りないという理由による半強制的な異動です。

 

僕からしたら「画質?やったことない!」って感じで、不安しかありませんでした。僕は主にイメージセンサを専門とするカメラシステムアーキテクトなので、画質は近いと言えば近いですが実質専門外です。まあマネージャ陣から見たら、僕しか適任者を見つけられなかったのは分かるのですが。。

 

実際異動してみたら不安的中、分からないことだらけ。しかも周りが優秀なのがプレッシャーで無我夢中で働きまくっていたら、気が付けばもう半年が過ぎていました。。。

 

平均年齢は若いチームです。皆自分でラボに入ってサンプルイメージを撮ってきて、自分でガリガリとコーディングをして、シミュレーション結果を出してきます。僕にはそんなこと当然できません。20代の若い社員でもベテランに混じってガンガンプレゼンしてるから正直ビビる。。 しかも一番まずいのが一緒に働くことになったドイツ人同僚が早口過ぎて英語が聞き取れない。。(涙)

 

正直異動してからはしばらくパニックになってましたね。勉強のために専門書に手を出したり、プログラミングを急いで身に付けようとしたり、英語の勉強をやり直そうとしてみたり。朝から晩までずっと仕事のことばかり考えているような毎日で、肉体的にも精神的にもかなり疲れてました。

 

でも最近は少しずつ余裕を持って楽しく働くことができるようになってきてます。考え方・働き方を変えたんです。

 

何を変えたか?

 

まず第一に同僚と張り合うことを思い切ってあきらめた。これが大きい。

画質の知識が足りない、プログラミングもできない、英語もできない、そんな自分に焦りすぎて色んなことに手を出していたのですが、これを思い切って止めました。複数のスキルを一気に手に入れることなんてできるわけがない、そのことに気が付いたわけです。スキルはじっくり時間をかけて一つずつ身に付けるしかないのです。今思えば当たり前の話なんですが、ここが見えなくなっていた。

 

そして第二に今自分が持っている強みを生かして戦うことにしたんです。

僕の強みは、、、

・センサやカメラシステムの仕様に対する広い知識がある

・日本語で日系キーサプライヤーから情報を取ってこれる

という点。

この2点に関しては確かにチーム内で自分しか持っていない特殊能力なわけです。

というわけで最近はこの2点をフルに生かして働いてます。具体的には、

・電気的、ソフト的、光学的、品質的、その他あらゆるシステム的観点から(同僚が思いつかなさそうな)コメントや提案をする

・話題の画質トピックについて、日系サプライヤーとディスカッションして得られた知見をシェアする

等々です。

 

ポイントは同僚達が真似できないことを意図的に言ったりやったりして、自分の存在価値をアピールすることです。この作戦が上手くいっているので僕は今現在はチーム内で一目置かれていると思います。

 

とはいえ、画質エンジニアとしてのパフォーマンスは同僚達に未だ遠く及びません。焦らず少しずつスキルを上げていつか同僚達に追いつきたいですね。その前にクビにならなければですが。。。

 

新型PS5買った

ついに買いました、PS5!しかも新型!

 

2023年11月に発売された新型PS5ですが、従来モデルに対する主な変更点は

・30%以上小型化

・SSDストレージが825GBから1TBへ増加

の2点です。従来モデルと比べて基本性能に変更はありませんが、小型化はうれしいですね。元祖PS5はかなりデカい印象だったので。

 

デザインもちょっと変わった

 

薄くていいね

 

思えば元祖PS5が発売された2020年11月はまだコロナが猛威を振るっていたころでしたね。僕も購入を検討していたのですが、発売後すぐに世界的な供給不足の状況に陥り、ここドイツでもPS5が入手困難な状況が長く続きました。

 

そこで僕は一旦あきらめて、代わりに中古のPS4を買ったのだった。懐かしい。PS4のソフトも充実していたので、もうPS5のことはすっかり忘れていたのですが、、数年が経ち気付けば供給問題は解消され、更には新型PS5が登場したわけです。

 

というわけで既に熱は冷めていたのにもかかわらず今頃PS5を買ったのはね、先日『Marvel's Spider-Man 2』のゲーム映像をおーでしゲームレビューchで観て、体に電気が走ったからです(笑) そしてこのゲームがまたPS5専用ときた。。

仕事も忙しいし、PS5自体かなり値が張るし、迷って迷って、、、結局購入を決めました。こんなに面白そうなゲームやらないと逆に後悔すると思ったからです。

 

www.youtube.com

 

で、早速今『Marvel's Spider-Man 2』をプレイしているわけだけれど、圧倒的な映像美に感動しっぱなしです。僕は最近までPS4で遊んでいたので尚更、PS5のGPUの処理性能の高さがはっきりと分かる。単なる移動シーンでも心震える程にキレイです。

 

僕は今はFHDのモニターでプレイしてますが、4K HDR対応のモニターがあればもっとキレイらしいです。なんかモニターも欲しくなってきた。。。

 

あとPS5自体今回初めて触ったんですが、コントローラもPS4と比べてかなり進化してますね。特に好きなのが『アダプティブトリガー』という機能。ゲーム内の様々なアクションによって、L2/R2ボタンを押すときの重みが変わるんです。例えばスパイダーマンが結晶を砕くときに力を入れる時は、L2/R2ボタンが重くなったり。こういう細かい所に工夫があって、本当に感心してます。