コロナで在宅勤務となってからはMicrosoft Teamsを使ったオンライン会議を頻繁にやるようになりましたが、未だに疑問なのがオンライン会議では顔出しすべきかどうか(ビデオをOnにすべきかどうか)ということ。ええ、どうでも良い話なんですけどね。。(笑)
個人的にはビデオなんてつけなくていいと思います。多人数の会議で皆がビデオをつけると音声品質が下がるときがあるし、なんか相手に見られていると思うとそわそわしてしまうし。あと僕の場合、ミーティング中も部屋の中をうろうろ歩き回ったりストレッチをしながらの方が会議に集中できるので。
ところがドイツではビデオをつけてる人が多くてぶっちゃげうっとうしい。完全に私的な見解ですが、これはドイツ人的礼儀というかいわゆる"オープンマインド"なのかもしれないなと思っています。でも一方で、ビデオをつけてない人もたまにいたりしてよく分からない。(ってか、日本企業ではどうしているんだろう?なんとなく日本人はビデオはつけない気がしますが)
最近はもういちいちビデオのことで悩むのがだるいので、嫌だけど基本ビデオONにしてます。誰かが資料共有を始めたりすると、すぐOFFにしますが(笑)
これまでは社会をなめているような格好で会議に参加してましたが、最近はビデオをつけているので会議がある日は結構きちんとした格好で仕事をするようになりました(笑)
でも僕みたいに本当はビデオOFFで通したい人も中には絶対いるはず、と思ってます。結構エンジニアは内向的な人が多いですから。こっちがビデオをOFFにしてると、合わせてOFFにする人もいたりするし。
僕は以前タイで働いていた時、ランチに一人で行ったり、重要ではない社内イベントや会議を無視したり等と単独行動を貫いていたら、上司から「オープンマインドが足りない」と指摘されたことがあります。別に今でも全く反省してないけど(だって集団行動ってうざいじゃないですか)、とは言いつつもちょっと心に引っかかっているわけです。それでドイツではそんなどうでもいいところでつまづかないようにしようと思っているので、結構周りを観察していたりします。
実際、ドイツではオープンマインドってかなり文化に根付いている気がします。会社の中では皆知らない人同士でも挨拶しますし。カルチャーショックだったのは、ドアを開けた人は後ろから来た人達が全員そのドアを通り抜けるまでずっとドアを握っていること。まるでホテルのおもてなしのようです。今では僕も同じことをするようになりました。日本の友達が見たら笑うと思います。お前、そんな紳士的なキャラじゃないだろって(笑)
一方でドイツ人の部長が面談の時にはっきりと言ったことがあります。部長曰く、「仕事中に色んな人と話をして、ミーティングでもガンガン発言して、とにかく目立っている人がたまにいるけど、実際に仕事のパフォーマンスが良いとは限らない。オープンであることは良いことだけど、それが単なるスタンドプレーなら評価に値しない。」とのことでした。仕事の評価ということになると、こういうことみたいです。まあ、当たり前なんですけどね。
だから結論としてはあまりオープンであることを気にしすぎる必要はないのかもしれません。実際、内気だけど優秀な人というのはいますし。
全然関係ないけど、最近見てうけた動画↓