脱力系ぷかぷかドイツ日記

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映画)ドラゴン・タトゥーの女__デヴィッド・フィンチャー__2011

 

 

2011年のアメリカのサスペンス映画。『セブン』や『ゴーン・ガール』のデヴィッド・フィンチャーが監督です。

 

デヴィッド・フィンチャー作品はこれまで何作か観てますが、結構好きですね。やっぱりなんといってもプラッド・ピット主演の『セブン』でしょ。あの衝撃的な結末は未だに忘れられない。

 

『ドラゴン・タトゥーの女』は2時間半以上もあるのでなんとなく敬遠してましたが、昨日思い立ってみてみたら大傑作でした。ここ最近観た中では一番面白かったかも。。

 

ちなみに『ドラゴン・タトゥーの女』は、スウェーデンの作家スティーグ・ラーソンの『ミレニアム』という推理小説が原作らしいです。「何故アメリカ映画なのに、舞台がスウェーデンなんだ??」と思いながら観てましたが、そういうことなんですね。

 

あらすじをざっと書いてみると、、、

記者のミカエルのもとへ引退した大物実業家の老人から、自身の評伝の執筆依頼が届く。しかしこの依頼の本当の目的は、40年前に起きた親族の美しい娘ハリエット失踪の真相究明であった。この老人は、ハリエットは一族の誰かによって殺されたと信じているのだった。弁護士から紹介された敏腕ハッカー、リスベット(この女性の背中にドラゴンのタトゥーが入ってます)と共にミカエルは一族の隠された過去を探っていくのだが、やがて2人は未解決のまま迷宮入りとなっていた猟奇連続殺人事件との関連に気が付く。。。という話。

 

謎解きの要素とハラハラドキドキ感(←語彙力)のバランスが良い感じで、長い映画ですが全く退屈しませんでした。

 

そしてなんといっても見どころはミカエルと犯人が対峙するシーン。犯人は”殺人をする快感”についてミカエルに淡々と説明するのですが、このシーンがヤバすぎて体が震えました(汗) サイコスリラーとしてはこれ以上ないって程良い出来です(汗) 昔『セブン』を観て面白かった、またああいうヤバいのが観たいって方は是非『ドラゴン・タトゥーの女』も観てください。

 

あと、上にも書きましたが映画自体が長いのに加え、推理ものあるあるで登場人物が多く話についていくのが大変なので、時間があって且つ元気な時に観た方が良いです。