2022年9月18日~10月1日 ミュンヘン滞在の記録
先月休暇を取って、ドイツのミュンヘンに2週間の超短期ドイツ語留学をしてきました。(僕は既にドイツの別の都市に住んでいるので正確に言うと留学ではありませんが)
もともとは今年3年ぶりに開催されるオクトーバーフェストに行くための宿の確保、という不純な動機で語学学校に申し込んだんですが笑、一応ドイツ人のホストファミリーのもとでホームステイしながらちゃんと授業は受けてきたので、感想を書いてみたいと思います。(オクトーバーフェストに関しては別の記事で書きます)
ミュンヘンに行くに至った経緯はこちら↓
daturyoku-pukapuka32.hatenablog.com
今回滞在した学校は、留学業界大手シュプラッハカフェのミュンヘン校です。
公式サイト: ミュンヘンの語学学校│ドイツ語留学ならシュプラッハカフェ!
目次
学校について(シュプラッハカフェ ミュンヘン校)
今回授業が午前中だけ行われるスタンダードコースを申し込みました。一応事前にクラス分け用の試験をオンラインで受けたのですが、僕は案の定ボロボロだったので、一番下のA1クラスになりました(笑)
・授業は率直に言って悪くなかったです。テキストは一応ありますがそれを順にやるわけではなく、毎日違ったテーマで、買い物に必要な単語、食べ物に関連する単語、部屋の名前や家具に関連する単語等々、クラスメイトとのロールプレイを交えながら知識を増やしていくような授業でした。発言の機会も多いので知識の定着は早いですね。たった2週間でしたが、結構基本単語が頭に入った気がします。
・宿題は一応毎日出ますが、量はたかがしれてます。なので、スタンダードコースは午前中だけ勉強して、午後から遊びに行きたい人にはピッタリです!(他の学校と比べて値段も安い方ですし)
・クラスメイトは全員で7人でした。ウクライナ人、イスラエル人、ネパール人、オーストラリア人、トルコ人と僕の他にもう一人日本人がいるという構成で、多国籍で面白かったです。年代も20代から50代までばらばらでした。皆ドイツのビザや職を得るために目標を持ってドイツ語を学んでいる人達だったので、クラスのモチベーションはかなり高かったです。日本人だけで行われる授業とは雰囲気が全く違い、皆がガンガン発言します。時には先生の話を遮って自分が話したいことを話し始めます(笑) 休憩時間中の雑談は異文化交流そのものであり、お互いの国のことを話して盛り上がりました。
・一つ注意点は、英語が全くできない人はこの学校に行くと辛いと思います。先生はなるべくドイツ語で授業を進めようとしますが、必要に応じて英語に切り替えて詳細を説明します。なので英語ができない人は話についていけなくなると思います。また、クラスメイトとの雑談ももちろん英語です。(もっと上級レベルのクラスになると、雑談もドイツ語になると思いますが)
はい、まぁ学校は大体こんな感じですかね。2週間で卒業するのは僕一人だけで、他のクラスメイトはもっと長くいる人達ばかりでした。ぶっちゃげ、うらやましいですね。仕事がなければ僕も半年くらいいたかったです。
ホームステイについて
学校から紹介されたごくごく一般的なドイツ人家庭にホームステイさせてもらいました。ご両親、息子3人、娘1人、レトリーバー1匹という家族で、イタリアからの留学生がもう一人ホームステイしていました。
・一番ビビったのが食事。夕食に出てくるものは基本的にはパンとチーズとサラミのみ。良くてもサラダやちょっとしたおかずが付いてくるだけ。最初は最悪なホストファミリーに当たってしまったのではないかと思いました。
しかし、どうもドイツではこれは一般的な食事のようです。ドイツの夕食はKaltes Essen(冷たい食事)と言い、夜は火を通す必要のないものを軽く食べ、温かい料理は昼に食べるらしいです。知り合いに聞いたところによると、夜は料理に時間を割くくらいならみんなで食卓を囲んで話をした方が良いとドイツ人は考えるようですね。
僕は夜しっかり食べる派なので、この食事に関しては結構ストレスを感じました。昼は外食していたので、日本食レストラン等で栄養のある食事を心がけてなんとか過ごしていました。
朝食で出されたものは日本とそれほど変わりませんでしたね。コーヒーとパンorシリアルを軽く食べる感じです。
・食事以外の点では非常に快適でした。とにかく何でも自由にさせてくれる家族で、冷蔵庫にあるものはなんでも食べていいと言われていたし、朝早くシャワーを使ったりしましたが何も言われませんでした。洗濯をするときも、洗濯機を回すところまでは手伝ってくれましたが、その後は地下にドライルームがあるからと言われただけで、そこに洗濯物を持っていって自分で勝手に干しました(笑)
2週間よそ者が家の中を自由に歩き回っている感じで、セキュリティ的には相当ゆるい家族でした。僕がもういい歳した大人(37歳)だから信頼してくれたのかな?
・ホストファミリーにドイツ語しか通じなかったどうしよう?と怯えていましたが、ちゃんと英語が通じました。英語で話しかけても、全く嫌な顔はされませんでした。お父さんだけはずっと執拗にドイツ語で話しかけてきましたが、多分あれは僕がドイツ語学校に通っているということで勉強に協力しようという親切心からだったんだろうと思います。
ミュンヘンの街並み
マリエン広場の新市庁舎。電車の乗り換えの都合で2週間毎日この建物の前を通りましたが、何回観てもその迫力に感動してました。
ミュンヘンのメインストリート、ノイハウザー通り
聖母教会
レジデンツ博物館
マリエン広場
ビールの都ミュンヘンにはいたるところにビアホールがあり、週に4回くらい飲みに行ってました
いろんなビールを飲みましたがラガービールが結局日本人には一番美味いですね。爽やかな喉越しでゴクゴクいけます。
黒ビールも結構イケました