脱力系ぷかぷかドイツ日記

脱力系ぷかぷかドイツ雑記帳

ヘッセン州の田舎町でデジカメの開発してます

ミュンヘン オクトーバーフェストに参戦してきた

2022年9月18日~10月1日 ミュンヘン滞在の記録

 

9月のドイツ・ミュンヘン滞在について、前回の記事では語学学校の感想を書きましたが、今回は観光編。

daturyoku-pukapuka32.hatenablog.com

 

目次

 

オクトーバーフェスト

コロナの影響で今年3年ぶりの開催となったオクトーバーフェスト。ドイツ在住5年目にして、ようやく行けました。

 

このフェスの特徴をまとめると、

・世界最大のビール祭り

・毎年9月半ばから10月上旬に開催される

・場所はミュンヘン市内中心部

・毎年約600万人が訪れる

・広大な敷地(東京ドーム9個分)

みたいな感じ。

 

今回僕が参加した日は生憎の天気でしとしと雨が降ってましたが、それでも大盛況、どこも人でごった返していました。さすがはビールの町ミュンヘン、このフェスに懸ける人々の想いを感じました。

 

会場では酔っぱらい達が移動式遊園地でがっつり遊んでます(笑) 地元民はバイエルン地方の民族衣装を着てきてます。

※地元民じゃなくても着てきてます。レンタルできるらしいです(笑)

 

ビールメーカー各社がテントを出してます。僕はホフブロイに入りました。

 

テントの中の様子。バンドの演奏に合わせて、全員で一斉に乾杯をします。地鳴りのような腹に響く騒音で、めちゃめちゃうるさいです

 

ビールは"マス"と呼ばれる1リットルのジョッキ(!)で出てきます。しかも、オクトーバーフェストのビールはアルコール度数が高いらしく、一杯目でかなり酔っぱらいました。

 

今回僕はHISのツアーでオクトーバーフェストに参加したんですが、これが功を奏しましたね。(現地集合・解散のツアーが毎年HISから出てます。)

 

テントの座席の予約、料理やビールのオーダーを全部HISがやってくれるのでおすすめです。実際これらを自分でやるのはかなり厳しいと感じましたね。会場はあまりに人が多すぎて完全カオスなので。予約してないと最悪テントにすら入れないです。。

 

ツアー参加者は皆日本人で初対面でしたが意気投合して、昼の2時くらいから飲み始めて、会場を出てラーメン屋に行った後また市内のビアホールに入って、、結局次の日の朝4時くらいまで飲んでました(笑) いやー、楽しかったです。僕はトータルで5リットルのビールを飲みました(笑)

 

あと、下の記事でも書いたことですが、やはり皆さんミュンヘンのホテルが取れなくて苦戦していたので(遠ーい町にホテルをとって、新幹線でミュンヘンに来られた方もいました)、ホテルの予約はお早めに。。

daturyoku-pukapuka32.hatenablog.com

 

BMW博物館

オクトーバーフェスト以外にも見どころの多いミュンヘン。BMW博物館にも行ってきました。ミュンヘンはBMWの本拠地なんです。

 

ところで、BMWってどういう意味かご存じですか?

公式ホームページによると、

BMWとはドイツ語で“バイエルン州のエンジン工場”を意味する「バイエリッシェ・モトーレン・ヴェルケ(Bayerische Motoren Werke GmbH)」の頭文字を取ったものです。会社の起源がドイツ・バイエルン州にあることと、BMWが当初さまざまな用途に使われるエンジンを扱っていたことを示しています。

引用元:BMWという名称はどのように誕生したのか | BMW.com Japan

、、ということらしくBはバイエルンのことなんですね(ミュンヘンはバイエルン州の州都です)。

 

左がBMW本社で右が博物館です。本社は4気筒エンジンのシリンダーを模した形をしてます。

 

博物館の中には、歴代の名車がずらり

最近BMWはフル電気自動車に力を入れていて↑、結構業績も伸びてきているのだとか

 

大きなショールームも併設されています。車の試乗・購入が可能

 

もしかしたら本社の方にも入れるかもと思って近づいてみたけど、観光客は入れないようでした。至近距離で見るとすごい迫力です。

 

あ、あと今回時間がなくて行きませんでしたが、事前予約すればガイド付きで工場見学が可能らしいです。絶対楽しいでしょうね!

詳しくはこちらの記事を参考にしてください↓

ミュンヘンのBMW博物館完全ガイド!行き方、工場見学などまとめました | Nicolenaworld【ニコレナワールド】

 

モダン・ピナコテーク

ミュンヘンには、素晴らしい美術館がたくさんあります。中でも有名なのが下の3つ。

 

アルテ・ピナコテーク(旧美術館):15世紀から18世紀の作品

ノイエ・ピナコテーク(新美術館):19世紀から20世紀初めの作品

モダン・ピナコテーク(現代美術館):20世紀以降の作品

 

※ゴッホ、ゴーギャン、モネ等が並ぶノイエ・ピナコテークですが現在改修工事中のため入れません(再オープンは2025年を予定)。一部の名画は別の場所で観れるようですので、詳しくは公式サイトを確認してください。

Home | DIE PINAKOTHEKEN

 

今回はモダン・ピナコテークだけ行きました↓

これが一番ツボだった。部屋の隅にぽつんとカラフルな蛍光灯。これもアートらしい。何がやりたいんだよ(笑)

 

このインスタレーションは、来訪者が自分の背の高さの位置に名前を書くことで一緒に作品を作っていくというコンセプトらしい。壁の黒い線は、近づいて良く見ると大量の手書きの名前なんです。んで、身長は伸びたり縮んだり常に変わるから、この部屋全体が宇宙の時の流れ(?)を表現しているらしい。良く分からなかったけど、一応僕も名前を書いてきました(笑)

 

デザインミュージアムも同じ建物内に併設されており、こっちも面白かったです。20世紀以降のありとあらゆるイカした産業デザインが集められています。世界最古且つ世界最大級のデザインミュージアムということらしく、家具、電気製品、車やガソリンスタンドの看板なんてものまで、120,000点を超えるアイテムが展示されています。