先日人生初の胃カメラを体験しました。 昔からこういう体に何かをされる(何かを入れる)系のことがめっちゃ苦手な僕。しかも言葉もろくに通じない外国で胃カメラを受けなければならないなんて。。正直検査当日までめっちゃ憂鬱でしたね(笑)
目次
経緯
実は去年の年末から年始にかけて謎の腹痛に襲われていた僕。いや、別にそれほど痛くはないんですよ。ちょっとした違和感みたいな感じ。
ただ去年の12月のアメリカ旅行中に一度ホテルの部屋で夜中に嘔吐した日があったのでちょっと心配になり、一応ドイツに帰ってから医者に観てもらいました。
まずは一般的な内科で観てもらいました。何度かそこに通い、超音波や便の検査を受けた結果、「問題は胃である」とのことでした。
というわけで、胃のもっと専門的な検査ができる医院を紹介され↓、そこで胃カメラ検査を受けることになりました。
検査当日
そして、当日。必要になりそうな英単語を事前に覚えてから行きました(笑)
・Gastroscope 胃カメラ
・Gastric ulcer 胃潰瘍
・Inflammation 炎症 等々
胃カメラ検査は朝早くにおこなわれましたが、当日の朝は飲食禁止でした。
台の上に仰向けに寝そべると、鼻にずぼっと綿を入れられ(←これ何だったのか意味不明)、腕に針を刺され、口を開けたままの状態で固定され。。この辺りで恐怖MAX。
「今鎮静剤を体内に流し込んでいるから、あなたが眠ったら口から管を入れるわね」とのこと。
こんなに緊張してるのに寝れるわけねーだろ!と思いましたが、パッと目が覚めたら検査終わってました。一瞬で寝たみたいです。鎮静剤ってすごい(笑)
終わってみると、大したことないですね。その日一日は車の運転はダメと言われましたが(←鎮静剤でふらつくから)、それ以外の制約は特になく、家に帰って普通に昼ごはんを食べて午後は仕事をしました。
※ちなみに医療英単語を事前に覚えていったのが功を奏し(笑)、会話には全く困りませんでした
検査結果
結果は4日後位に書面で届きました。
「胃ガンのリスクになるピロリ菌は見つからず、単なる慢性C型胃炎である」とのこと。
ふーん、まあ大したことなくて良かった。今は一応処方された胃を落ち着かせる薬を飲みつつ↓、様子を見ています。若干違和感は残っていますが、このまま治りそうな感じがしてます。
胃炎の原因については良く分かりませんね。去年あちこち海外に行ったので、その時に食べたものが良くなかったのかもしれません。もしくはコーヒーの飲みすぎかも。。
ドイツ医療に対する雑感
・今回胃カメラ検査が必要であると伝えられた日から、実際に胃カメラを受けた日まで一か月以上間が空きました。予約がずっと先まで埋まっていたからです。どうもこれが慢性的なドイツ医療の問題点らしいですね。今回はたまたま単なる胃炎だったから良かったけど、もし重大な病気だったらヤバいですよね。1か月の間に大分病気が進行してしまいます。
ちなみに以前結膜炎になって近所の眼科に行った時は、窓口の人に「次の予約がとれるのは最短でも1年以上後です。」と真顔で言われて絶句したことがあります。それはさすがにいくらなんでも待てないので(笑)、家からずっと離れたところでしたがすぐ予約できる眼科を頑張って探して、車で2時間かけてそこまで行きました。さすがにひどすぎですよね。。
こういうの、ドイツでは珍しくないんですよ。日本の病院のように、患者の都合に合わせてはくれません。
・日本の会社では年一回の健康診断がありますが、ドイツの会社では健康診断はありません。完全に自己責任で、外部の医療機関に自分で申し込まなければいけません。
ドイツ人って結構楽観的なところがあるんですよね。ドイツ人から言わせると、「体に問題を感じていないなら検査なんてしなくていいじゃないか」となります。一方で日本では最悪のケースに備えるのです。このあたりに国民性の違いが出てますね。
ちなみに僕はドイツにきてから5年弱の間一度も健康診断を受けていません。さすがにまずいなと思い始めています。あまりにドイツに染まり過ぎているかもしれない(笑)
ドイツ人の楽観的な考え方については以前この記事でも書きました↓
daturyoku-pukapuka32.hatenablog.com