大企業の人員削減(レイオフや早期退職募集)のニュースを良く耳にするこの頃ですが、 最近うちの会社でも似たようなことがありました。
開発部のマネージャー4人が一気にクビになったのです。(ちなみにその一ヶ月位前に部長もクビになりました)
その4人は人事部からいきなり解雇を告げられ、しかもその日の内に荷物をまとめて会社を去らなければならなかったそうです。
こういう話アメリカ企業では良く聞くけど、ドイツ企業でもあるんですね。。。初めて知りました。
※といってもドイツでは解雇通知期間の縛りがあるので「はい、明日から貴方方はうちの社員ではありません」という感じではなかったはずですが。 双方で契約解消の合意を得るため、それなりの金額の提示もあったはず。
今回解雇されたのは主にソフトウェア部門のマネージャー達(日本で言えば課長みたいなポジション)で、会社の説明によると「開発効率を上げるため下位レベルのマネージャーポジションを無くし、担当レベルと上位マネージャーを直接コミュニーケーションさせる組織構造に変更することにした」とのこと。
僕は違う部署にいるため、何故いきなりこのような変更がかかったのかは正直良く分かりません。人件費を下げる狙いはもちろんあるでしょう。ただ、株主からソフトウェア部門の業績に対して不満の声が上がっているという話は聞いていたので、それがトリガーになったのかも?
だとしても別に4人のマネージャーに非があるわけでもないので、本当に気の毒です。
驚きだったのは解雇の対象となった4人の中に1人、 超優秀なスターエンジニアが混じっていたこと。
そういえばMicrosoftの牛尾剛さんも「優秀な人でもレイオフされることはある」って言ってたなぁ。おそらく給料がすごく高かったから、標的にされてしまったんでしょう。
4人はこれからどうするんだろう。
多分全員40歳超えてるし、再就職は簡単ではないでしょう。中には家を買った人だっているでしょうね。
4人のうちの1人とは解雇の2日前に話をしたばかりだったのだけれど、前向きに生き生きと仕事に取り組んでいました。あの人がもういないなんて信じられない。。
また4人の中には会社で働きながら博士号取得のために大学に通ってる人もいました。もともとはエンジニアだった方ですが、今後はマネージャーとして活躍するべく、博士課程ではマネジメント理論を専攻していました。(その方は「博士号取得後も会社に残るつもり」と周囲に言ってました。)
成果を会社にフィードバックするために猛勉強していたのに、その前に会社から切られてしまうなんて、こんな皮肉な話があるだろうか?
これからどうするんだろう? 博士課程は継続するのか?
でも仮に博士号をとれたとして、都合よくまた別の会社のマネージャーポジションに再就職できるものなんでしょうか。。
LinkedInで繋がってるのでもし仕事が決まったらプロフィールが更新されるはず。ドイツの再就職事情がどんな感じなのか聞けたら聞いてみます。(自分もいつ切られるか正直分からないので情報欲しい。。)
当然ですが、4人はいきなり来なくなったので引き継ぎも出来ず、残された社員は混乱してます。
同僚の1人が言うには、
「会社が人員削減をするときは、まずマネージャーをクビにする。そして部署全体を機能不全に陥らせ、そして業績不振を理由に今度は部署の閉鎖を発表し、全員解雇する。」とのこと。その人の奥さんが働いている会社で実際に起きたことらしいです。
うーん、うちのソフト部門も今のところ同じ道のりを辿ってますね〜。どうなるんでしょうかね〜