Amazonシアトル本社勤務の経験を持つ著者が英語学習法をまとめた本。僕は著者のゆう氏をXでもフォローさせてもらってます。僕にとってはアメリカ就職に関する情報を日本語で発信してくれる貴重な存在です。
本書も期待通りの良い本でした。以下、感想。
・アメリカでの実体験をもとに書かれているので文章にリアルな手触りがあり、読んでいてとてもおもしろかったです。全英語学習者におすすめできますが、特にこれから海外で働きたい人はとりあえず読んどいたほうがいいかも。いたずらにレベルの高い勉強方法ではなく、地に足のついた誰でも手を付けられるものを提示してくれているのがGood。
・Chat GPTを英語学習に生かす具体的な方法が随所に登場するのが素晴らしいです。特に単語の例文出力や英作文添削についてはかなり使えるな~と感じました。ここまでAIが進化してしまうと、英語の先生たちは戦々恐々としていることでしょう。。。
特に「自分が勉強したい分野の単語リストをChatGPTにTSVフォーマットで出力させてAnkiアプリに読み込ませる」というアイデアには感心しました。。これぞ新時代の勉強ですね。賢い学生達は当たり前のようにこういうことやってるんだろうな。。
(うーん、しかし、、ChatGPTが非常に強力なツールであるのは紛れもない事実ですが、反面その情報がいつでも正しいか心配に思う自分もいます。やはりの人間のチェックを受けて世に出てきた書籍で勉強したいと思う気持ちもありますね。その辺りの判断にセンスが問われる、と感じました。)
・発音やアクセントの重要性が強調されているのは、やはりアメリカで生活されてきた著者のご経験によるものなのでしょう。僕はタイとドイツで働いたことがありますが、発音・アクセントなんてほぼ意識したことないですよ(笑) それでも僕の英語は通じてます。
特に今の時代、インドや中国のプレゼンスが増してきて国際的に非ネイティブの多様な英語が蔓延っているため、英語の発音・アクセントには全世界的に寛容になってきている、というのが僕の認識です。なので本書で強調されている発音(弱形、リエゾン)及びアクセントの対策優先度はぶっちゃげそれほど高くはない気がします。もちろんアメリカ就職を目指すなら必須だとは思いますが。
・著者がサンフランシスコに赴任してからAmazonに入社するまでの経緯を書いたコラムが面白かったです。短いコラムの中に海外就職のエッセンスが詰まっていると感じました。
Amazonの面接には想定される質問とそれに対する答えを全部英作文し丸暗記して臨んだそうですが、僕もドイツ就職するときに全く同じことをやったので、読みながらその時のことを思い出して謎にハラハラしました(笑)
