ぷかぷかドイツ日記

ドイツに移住したチンピラのぷかぷか日記です。

7月7日、晴れ(1996)

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七夕伝説をモチーフに、困難な恋をする男女を描く。世界的なトップ・アーチストひなたと、平凡なサラリーマン健太は、7月7日の七夕に再会することを誓い合うが…。

監督: 本広克行
脚本: 戸田山雅司
出演: 観月ありさ/萩原聖人/田中律子/榊原利彦/うじきつよし/タエコ/きたろう/山本太郎/西村雅彦/大高洋夫/高杉亘/升毅/西岡徳馬/仲谷昇/伊武雅刀

 こんな良い映画があったのか!1996年公開ということは僕はまだ小学生だったから知らなくて当然か(笑) 「踊る大捜査線」の本広監督のデビュー作らしい。天の川の両端に引き裂かれた織姫と彦星が年に一度7月7日にだけ会うことを許されるという七夕の伝説に沿った内容のラブストーリー。シンプルで爽やかですごく良い。
 全編を通してドリカムがBGMで流れ、今はなき懐かしさで溢れている。恋人に電話をするためにわざわざ電話ボックスまで出かけて行ったり、ああそんな時代だったんだなあと思う。一番好きだったのはみんなでわいわいと山にキャンプ行くシーン。全員が全員パワー全開ではしゃいでいて、こっちまで元気が出てくる。そして夜満点の星を見上げながら、観月ありさ扮するヒロインが「人がキャンプをする理由が分かった」と言う。彼女曰く、普段当たり前にやっていることが素敵なことだと分かるから、だと。何気ないシーンなんだけどはっとするというか台詞が頭に残ってしまった。なんか深いなぁって。。 日が登って一日が始まって、ご飯を食べて、日が沈んで一日が終わる、という当たり前のことすら忘れていた、とスター歌手として慌ただしい毎日を送る彼女はふと気がつくのであった。
 疲れている大人が見るにはいい映画だと思う。打算も見栄も何もない純粋な恋愛(への憧れ)を取り戻すきっかけになるかも。
 あとしれっと山本太郎がヒロインの追っかけの役で出ているのだが、演技が結構渋い(笑) この時点では彼が選挙に出るなんて誰も予想できなかっただろう。俳優山本太郎の復活に一票(笑)