2022年12月20日~12月27日 アメリカ合衆国 カリフォルニア州 サンフランシスコ・ベイエリア滞在の記録
昨年末のアメリカ旅行ではシリコンバレーの巨大テック企業をいくつか見に行ってきました。別に見に行った所でオフィスに入れるわけではないので、、まぁ単に敷地内をうろついてきただけです(笑)
ちなみにシリコンバレーとは正式な地名ではなく、カリフォルニア州のサンフランシスコ湾沿岸部にあるIT企業が集まっているエリアの通称です。
参考)
シリコンバレーとはどんなところ?場所は?由来は?どんな企業があるの?社会人の教養
目次
Google本社は東京ドームと同じくらいの広さがあります。静かで広々とした大学のような雰囲気でした。リスがたくさん走っている自然豊かな場所です。
Googleの福利厚生がすごく良いことはよく知られてますよね。敷地内にはオフィスのほかに、公園、世界の料理を提供する食堂(社員は無料)、フィットネスジムやサウナ等も完備されているらしいです。Googleplex - Wikipedia
ふーん、でもこれ、僕のこれまでの社会人経験から言えば、”その職場が本当の意味でホワイトかどうか”とはほとんど関係無いと思いますね(笑)
ぶっちゃげ社員の幸福度はどうなんだろう?アメリカ企業に対して良いイメージが無いんだよね。
アメリカ企業の社員はすぐ解雇されるし、自ら進んで長時間労働をする頭のおかしい奴がゴロゴロいるという話をよく聞きます。(労働環境の点では欧州企業の方が絶対まともだと思う)
でもGoogleに関してはこれだけ大きい会社なのに悪い話は聞かないですね。きっと本当にホワイトな良い環境なんでしょうね。
こんなの作るぐらいなら格闘技のリング作ればいいのに
Androidのマスコットキャラクターがいろんな所にいます
散歩していると気持ちが良いです
ぱっと見は大学みたいに見える
Apple
アップル本社は2017年に同じ市内の別の場所に移転しました。現在のオフィスは敷地にすら入れませんが、その脇にビジターセンターがありそちらに行ってきました。
ビジターセンター
中にはアップルストアとカフェがあります。アップルストアにはここでしか買えない限定Tシャツ等が置いてありました。
カフェでコーヒーを買うとき、クレジットカードが使えないというトラブルが起きたのですが(何が起きたのか詳しくは後述)、そしたら店員が笑顔でコーヒーをおごってくれました。さすがは世界のアップル。器がでかい。
商売ってこういう小さな所からですよね。たった一杯のコーヒーで、実際僕のアップルに対する印象はすこぶる良くなりましたから。こういうのが積み重なって一台の高価なパソコンが売れるのでしょうね(僕は買いませんが)
本社キャンパスの模型にタブレットを向けるとAR効果によりキャンパスをリアルに再現した映像が映し出されます。
ビジターセンターから少しだけ見えるアップルの新オフィス。円盤形をしているのだとか。わざとこういう秘密めいた建物を作ったりするあたり、アップルのブランド戦略は本当に上手いな~と思います。
余談ですが、仕事で付き合いのあるアップルに電子部品を納めているサプライヤーさんの話によると、アップル側の調達担当は「お前らの替わりはいくらでもいるんだよ~」という空気全開で値下げ交渉をしてくるらしく非常にやりにくいとのことです(笑) ブランドの使い方が上手い会社です。
Meta(旧Facebook)
せっかく行ったのに、クリスマス休暇で会社が閉まっていて中に入れませんでした(泣) 上の写真は入り口の所にあった看板。
スタンフォード大学
名門スタンフォード大学もシリコンバレーの中にあります。コンピューターサイエンスに特に強い大学らしいです。
散歩してみたところ建物は歴史ある趣で、「こんなとこで最先端の研究やってんの??」みたいな意外な感じでしたね。
ちなみにイーロン・マスクもスタンフォード大学の卒業生です。
ロダンの彫刻
その他、アメリカ旅行全体を通しての感想
サンフランシスコのウーバー本社。実はウーバー、今回のアメリカ旅行で初めて使いました。ドイツでもウーバーはありますが、普及してないんです。
行ってみて感じたのはやはりアメリカは車社会。特にシリコンバレーはバスや電車で移動すると時間がかかって超不便です。
そんな中でウーバーは本当に便利でしたね。アプリで呼べばすぐに車が来て目的地の前で降りられるし、行き先指定も支払いもアプリ上で簡単に済ませられる。
またドライバーも乗客から評価される仕組みだから、ぼったくりもないし、皆フレンドリーです。運転手から観光する上ですごく良い情報を教えてもらえたりしました。
あと、ウーバーイーツも初めて使いました。ホテルの周りにスーパーやレストランが無かったので、すごく助かりました。
ウーバーとウーバーイーツを使いこなせば、アメリカ旅行の敷居はずっと低くなると感じました。
あと今回、「アメリカだな」と感じたのがチップの文化。アメリカではレストラン、ホテル、タクシー等あらゆる場面でチップを払います。(一方ヨーロッパでは、サービスチャージにチップが含まれていることが多いため、チップを意識する機会はそれほど多くないです。)
ホテルのハウスキーパーに対し3ドルのチップを置いて部屋を出たのですが(←今思えば払い過ぎ)、部屋に戻ってくると上の写真のようにティッシュの薔薇が迎えてくれました。 逆にチップを置かなかったら何もなかったです(笑) やっぱ良くも悪くも世の中金ですよ(笑)
アメリカに行くなら、どういう場面でいくらチップを払うのか予習をしてから行きましょう。
・最後に、この件は直接アメリカと関係ないのですが、今回旅行中にクレジットカードが使えなくなるトラブルがありました。マスターカードとVISA一枚ずつ持っていたのですが、両方使えなくなりました(汗) 旅行中にこんなことが起きたのは初めてでした。取り急ぎの現金は持ってましたが、結構ビビりましたね。
これは恐らくここ最近僕が何度も大陸をまたいで移動したのが原因だったのかなと思ってます。10月日本出張→ドイツに戻る→11月マルタ旅行→ドイツに戻る→12月アメリカ旅行、みたいな感じで、どこでもずっとクレジットカードで生活してましたから。それでカード会社が不正使用を疑って止めたんだろうな、と思ってます。(多分ですが)
結局カードの裏に記載されているカード会社の窓口に電話してVISAカードの方は旅行中に復活し、事無きを得ました。
これから海外を周遊される方は注意してくださいね。クレジットカードが止められた場合に備えて、旅行先のATMで現金を直接引き出せるように事前にクレジットカードのキャッシングの申請をしておくのが良いと思います。(僕はしてなかったから焦った)