以前紹介記事を書いた『RUN/ラン』が超面白かったので、アニーシュ・チャガンティ監督のデビュー作である『search/サーチ』も観てみました。
daturyoku-pukapuka32.hatenablog.com
『search/サーチ』は2018年アメリカ発のスリラー映画。これがヒットしたことによりアニーシュ・チャガンティ監督の名は"スリラーの新鋭"として一気に世界的に認知されたようです。
『search/サーチ』は、突如失踪した高校生の娘の行方を追って父親がSNSを駆使して手がかりを探る話。全編パソコン画面上の映像のみでストーリーが進むのが特徴で、魅せ方が非常に上手いです。
あと、この時代に対する風刺が込められている感じが良かったです。
SNSで娘がつながっていた同級生に連絡を取っても、誰一人として娘の事を深くは知らない。一見すると学校でもSNS上でも上手くやっているように見える娘。しかし友達なんて実は一人もいなかったんじゃないのか。。?
父親は次第に娘が抱えていた心の闇に足を踏み入れていくことになります。この辺り現代人なら誰しもが心揺さぶられるのではないでしょうか。
ちなみに続編の『search/#サーチ2』がすでに公開されており、前作の『search/サーチ』とは特につながりのない全く新しいストーリーのようですね。
※余談ですがGoogleの検索ボックスに直接画像をドラッグ&ドロップするとGoogleレンズが起動して即座に画像検索ができるって知ってますか?映画の中で父親がこの方法で重要な手がかりをつかむシーンがあって、「このオヤジやるな!」とか思ってました(笑) これ世の中では常識なの?僕が遅れてるだけ?
まぁ、この父親はカリフォルニアのベイエリアでIT企業に勤めている設定だったし、この位は普通にやるよってことなんでしょうけれども(笑)