著者がノーベル文学賞受賞で話題になったときから、気になっていた本。
散文のような文体。ページの間に挟まれた余白。こんな小説は初めて読んだ気がします。
分量は多くないです。僕は飛行機移動の中で読み切りました。
読み進めるにつれて、自分心の深い所にある静寂にに耳を澄ませているような、そんな気分になりました。
決して取っつきやすくはないけれど、言葉が綺麗で引き込まれました。
もしかしたら初めて読んだ(?)韓国文学でしたが、今人気のお手軽な韓国エンタメ達とは対照的でしたね。(韓国エンタメも好きなんですが)
