脱力系ぷかぷかドイツ日記

脱力系ゆるふわドイツ暮らし

ヘッセン州の田舎町でデジカメの開発してます

本)すべての、白いものたちの_ハン・ガン_2018

 

 

 

 

著者がノーベル文学賞受賞で話題になったときから、気になっていた本。

 

散文のような文体。ページの間に挟まれた余白。こんな小説は初めて読んだ気がします。

 

分量は多くないです。僕は飛行機移動の中で読み切りました。

 

読み進めるにつれて、自分心の深い所にある静寂にに耳を澄ませているような、そんな気分になりました。

 

決して取っつきやすくはないけれど、言葉が綺麗で引き込まれました。

 

もしかしたら初めて読んだ(?)韓国文学でしたが、今人気のお手軽な韓国エンタメ達とは対照的でしたね。(韓国エンタメも好きなんですが)